インフルエンザとCOVID-19 流行を検証する!
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インフルエンザとCOVID-19 流行を検証します 

2024年第14週(4月1日~4月7日)について


図1. インフルエンザ、COVID-19 感染者数経時的推移

本レポートでは、2024年第14週における全国のインフルエンザと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況について、示しています。 図1(上図)は、全国のインフルエンザ定点医療機関報告数とCOVID-19感染者数の推移を示しています。 過去の同時期(14週)のインフルエンザ定点医療機関報告数は、COVID-19発生前の2018年(灰・点線)は約1万人、2019年(灰・実線)は約7千人であり、どちらのシーズンでも第5週頃にピークを迎えていました。2024年の本週(赤)は、COVID-19発生前の2018年および2019年よりも多い状況にありますが、本週は前週より約3万人急減しました。一方、COVID-19は、2024年の本週(青)は約15万人で、昨年(2023年水色)の同時期の約5万5千人より多く、感染者数は前週より減少傾向にあります。

定点医療機関報告数について、インフルエンザ(図2a)とCOVID-19(図2c)を比較すると、首都圏(埼玉、東京、神奈川)を中心に、インフルエンザ・COVID-19の報告数は他の地域よりも多いものの、全国的に減少している状況です。
定点当り報告数では、インフルエンザは全国的に減少しており、山形、新潟で流行が認められます(図2b)。インフルエンザの学級閉鎖数は、6(13週)→1(14週)とほぼ収束しています。一方COVID-19は、前週同様、秋田で流行が認められており(図2d)、インフルエンザとCOVID-19の感染者は、東北・北陸・中部地方で相対的に多い状況にあります。本週において、インフルエンザは全国の定点当り報告数が5.1まで減少し収束傾向が認められますが、COVID-19は昨年のゴールデンウイーク後から増加に転じており、今後の動向を注視していく必要があります。


図2. インフルエンザ、COVID-19 流行マップ




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◆お問い合わせ  E-mail :info@eid-library.gr.jp

名古屋市立大学データサイエンス学部 准教授/名古屋市立大学大学院医学研究科 次世代医療開発学分野 准教授 間辺 利江
名古屋市立大学大学院医学研究科 総合診療医学・総合内科学 特任准教授 川出 義浩
昭和薬科大学 臨床薬学教育研究センター 助教 神林 弾